変化は怖い。でも、すべてが身構えるほどの怪物というわけでもないらしい
ハローニーハオこんにちは!
ふるさと納税でズワイガニを手に入れ、ウハウハ気分なたけぴーなでございます。
変化が嫌いな人間――たけぴーなにとって、新年度ほど心臓に悪い時期はない。
特に「常に時代の変化に追いついた経営」をスローガンに掲げる会社に所属していると、この季節は毎年ビクビクしてしまう。新年度という絶好の変革タイミングで、上の方々が黙って現状維持を選ぶはずもない。今度は一体、何がどう変わってしまうのだろうと、緊張が絶えないのである。
今年も2026年を迎え、「ああ、どうなるのだ」と怯えていると、早速――
「上司が変わる」
という通達が、メールボックスに届いた。
案の定、酷い不安に襲われた。
少しずつ固まってきた仕事のスタイルや、ようやく慣れてきた職場環境がガラッと変わってしまったらどうしよう。そんな心配に加え、私は超がつくほどの人見知りだ。これから否応なく新しい上司と向き合うのだと思うと、胃がキリキリと痛んだ。
なかでも一番緊張したのは、新しい上長との面談である。
今の職場では、担当している案件や在宅・出勤のバランスといった業務内容の確認に始まり、個人的な悩みや仕事上の不安、配慮してほしい点まで、かなり細かく話をする。
これまで理解されてきた事情が、新しい上司になった途端に受け入れてもらえなかったらどうしよう。そう考えると、不安は膨らむ一方だった。
できることなら、今までと変わらず前の上長のままでいてほしい――本気でそう願ったほどだ。
しかし、そんな私の気持ちなどお構いなしに、上長たちは着々と引き継ぎを進めていった。
部署面談も次々と行われ、ひとり、ふたりと会議室に入っては出ていく。そして、ついに私の番が来た。
ビクビクしながら入室。
新上長の顔をまともに見る余裕もないまま、わーーっと話が進み、退室時に時計を見て驚いた。まさかの一時間超えである。
結果――
すべて杞憂に終わった!
長年管理職を務めてきた方ということもあり、コミュニケーション能力が高く、傾聴力もしっかりしていて、とても話しやすかった。話題も豊富でユーモアもあり、話せば話すほど緊張がほどけていくのが分かった。
やる気の引き出し方も実に上手だった。
個人のやりたいことや目指したい姿に寄り添いながら、一緒にキャリアプランを考えてくれて、「たけぴーなさんなら、管理職だってなれますよ」と言われた瞬間、「はい! なります!」と即答してしまった(ちょろい)。仕事、頑張る。
こうして、変化が怖くてたまらなかった新年度は、拍子抜けするほど穏やかに、むしろ少し前向きな気持ちを連れて幕を開けた。
変化は怖い。でも、すべてが身構えるほどの怪物というわけでもないらしい。
不安でいっぱいだった新しい上司との出会いは、気づけば「もう少し頑張ってみようかな」と思えるきっかけになっていた。
少なくとも、「変わる=悪いこと」と決めつけなくてもよさそうだ。
そう自分に言い聞かせながら、今日もたけぴーなは、相変わらずビクビクしつつ、ほんの少しだけ前を向いて仕事をしている。
来年の今頃も、きっと同じようにドキドキしているのだろう。